Attention
(お客様への事前説明用)
予め、施工時の環境により起こりうる事象を知っておいた方が後々満足度が高くなります。
事前に知ると知らないとでは大きく違うのでご注意ください。(ちょっと大げさに説明しています。)
施工者の方はお客様に事前に説明してください。
DIYの方は、それを”味”としていただけると幸いです。
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クラック・白華・収縮・色ムラなどが起きる場合があります。(土間コンも同様の現象が起きます)
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クラック:「雷おこし」状なので非常に目立ちにくいですがどこかで起こります。(土間コンよりは格段にわかりにくいです。)
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白華 :地中や空中の水分が作用して白くなる現象です。
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収縮 :打設規模が大きく、縦横長さが偏った場合、端部に隙間ができる場合があります。
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色むら :ロットやペーストの付着具合により変わります。
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骨材に鉄分が含まれているとサビが浮いてきます。
地域差があり、かつ骨材の指定(サイズ以外)はできないので、出たとこ勝負になります。
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施工後7日間は車両をのせない(オフィシャルの回答)。歩行は1日後でも大丈夫です。
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施工後しばらくは多少の飛散が見られますが、時間の経過とともに収まります。
点接着のため、完全に密着されてない部分が必ず発生するため
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施工後1日程度は、歩かない様にしてください。(歩ける強度が出るまでは、特殊な歩き方が必要です。)
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つまずかない程度の不陸は起こります。(土間コンとの性質の差のため)
Preparation
(準備物)
施工道具
必須
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チェック用容器:オコシコン現着後の誰試験用プラスチック容器
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水糸 :高さを確認する
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タンパ :鉄製の物が望ましい。(木製だと骨材が食い込むことがあります。また、用意していない人が多い。)
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転圧プレート:DIYだと30キロタイプ。建機リースでもレンタルできます。
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一輪車 :環境によって、ないと施工できなくなります。
現場によって必要、またはあると便利
型枠について
型枠を使わずに納めることもできます。型枠を使う場合、しっかりと固定しないと、圧に負けてラインが歪みます。
気になる方はがちがちに固めた方が良いです。歪まないように転圧すると今度は強度がでません。
施工厚の確保
施工の厚みは10㎝を確保してください。際の処理が甘いと施工の厚みが薄くなり強度不足や割れの原因になります。
転圧の際
プレート転圧を行い場合、プレートマークがつきやすく、タイミングが早いとノロが上がってくることがあります。したがってベニヤ板(※ 板の施工面側を水でぬらす)を敷き、その上から転圧を行います。ベニヤ板に厚みがあるとべニアのマークが行くので薄い方が望ましいです。
施工前には必ず一度チェックしてください